2011年4月26日

アラマタ先生

わたくしの荒俣先生への敬意には一点の曇りもなくござ候。

http://www.1101.com/aramata_hiroshi/
【 ほぼ日刊イトイ新聞 - 目眩く愛書家の世界 】

愛書家は読書家にあらず。これ同意。
わたしは愛書家になれんことが比較的早く自覚せられた故に “一命を取り留めた” が、愛書家になッていたらそれこそ “死んでいた” 違いないと思います。
 
さてさて、わたくしもかろうじて読書家たらんとすれどもネ、iPod touch の豊平文庫が優秀過ぎてこれで青空文庫ばかり読んでいます。
といっても、他のことをしている時間のほうが長いので、そんなには読んでばかりでもないのですけど。

というかわたしのiPod touchのアプリは、産經新聞、豊平文庫、iTextPad、くらしの暦(あ、このアプリは荒俣先生監修だ)、それにPhoto、カメラ、 Twitterクライアント、ブラウザ、メールの稼働率が最も高くて、あとはファイル管理のアプリとゲームがちょこっと(2つくらい)入ってる程度にござ候……
新聞系アプリでいえば、「新’s(あらたにす)」がちょっと物足りない。

荒俣先生もすごい蒐集家だけど、西和彦さんもすごい。
本の収集は、「資本」と「ものをみる眼」の2つでオーヴァー。
あと「運と縁」が潤滑油になっているくらい。

むかし、ジョニー・デップが主演した「ナインスゲート」という本にまつわるミステリー映画(監督はポランスキー)がけっこう雰囲気があって好きだったのですよ。
 
「世界中の稀覯本を日本に収めてやる」くらいの意気込みがあるのでしょうね。
日本の宝飾コレクターのアルビオンアートさんは、「世界の宝を日本にうずめてやる」というコンセプトだと聞いたことがありますよ。
 
財力だけじゃ、ないんですよ、と思いませんか?
 
最後まで粘るのは、執着心でござ候へども、執着はときに破滅をも招き候。
「それでも地球は回っている」とガリレオ師匠もしぶとく粘ったように。

現代は、魔女狩りで火あぶりにならないから、まだマシな時代なのかしら?
1494年の「虚飾の焼却@フィレンツェ」イベントは今思うと、本当にもったいなかったですよね。

(ピンポーン)
……あ、だれか来たようだ。


……あ、そうですかー、いま、ないですねー……


アクセサリーなどの買い取り業者が来ました。
使わなくなった時計とかありませんか? と聞かれたので、「ないですねー」と答えましたよ。

参考までに値段を聞いたら、24金でグラム3000円くらいですって。
18金だと2500円くらい。

何かありますか? と聞かれたんで「いや、ないですねー」と言っておきました。
実際、ないし。

買い取りをしている、ということは、現金を持ち歩いているのかな? 家に入れて縛りあげて鞄を奪ったら現金強奪になるかしら。
それとも、玄関を開けさせて家に押し入る強盗なのかな。
 
 
東西線の秘境駅、BARAKI-NAKAYAMA の町で金鉱脈は見つかるのかな。
 
ちょっと “ことばあそび” が過ぎたようだ。仕事をします。