2007年10月29日

知的労働者は少なくとも25%の時間を電子メールに費やしている。電子メールは労働時間の最大の項目である。

週4時間労働を達成するための重要な点の一つは、自分の仕事の進め方を回りに認知してもらうことである。私は受け取った電子メールに対して、以下の自動応答を返している。

親愛なる同僚のみなさん

電子メールをありがとうございます。著しい多忙と迫り来る締め切りのため、そして仕事の効率化のため、私は午前11時と午後4時にしか電子メールを読みません。それらの時間より前に私が応答する必要がある場合は、私の携帯電話に連絡してください。

また、戴いた電子メールが質問を含まず、伝達あるいは単なる表明である場合は、私は返信しません。どうか気を悪くなさらないようお願いします。

ご理解を感謝します。

ティム・フェリス

これを実行すると、人生ががらっと変わり、もっと早くからやらなかったことを悔やむだろう。

電子メールを読むのは1日2回である必要はないが、ある程度溜まってから読む必要はある。

最悪の習慣は、朝一番に電子メールを読むことである。種々雑多なことで頭が乱されてしまう。朝は重要なことに集中し、昼までに一仕事終えるべきだ。

電子メールは効率を重視したコミュニケーション手段であり、そっけないものである。人間関係の維持・向上のためには電話を使うほうがよい。

ドナルド・E・クヌース教授も、電子メールを捨てた有名人の一人。

 

「1 週間に 4 時間しか働かない人の仕事術」 [hatena.ne.jp]

「電子メールへの対応」の項。すべての人に適用できるわけではないにせよ、示唆に富む。