2007年12月24日


Epicureanism  エピキュリアニズム 快楽主義


Epicurus エピクロスの説いた倫理

人生の目的は「幸福」である。

「快楽こそが善であり、人生の目的である」

快楽とは?

α 自然であり、かつ必要である欲求

 e.g. 友情、健康、食事、衣服、住居

β 自然ではあるが、不必要ともいえる欲求

 e.g. 豪華な食事、贅沢な生活。過ぎたるは及ばざるが如し

γ 自然ではなく、なおかつ必要でもない欲求

 e.g. 名声、権力

「自然で必要な欲求」のみの追及と、苦痛や恐怖から自由な生活こそ、良き生活である。「平穏な生活」。

それこそが「平静な心(アタラクシア)」である。 
神道と仏教
 

神は在るもの 自然の中の神威、神性。存在論。
仏は成るもの 人間として生きる上での営み。実践論。

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神は来るもの 「祭り」=「待つ」。神を迎えること。自然の神聖の到来を待つもの。
仏は往くもの 悟ること、真理へ向かって往くこと、道を進むこと。
 

神は立つもの 立ち現れるもの。立ってやって来る、そして去っていくもの。「祟り」=「立ちあり」。
仏は座るもの 座して瞑想し、悟るもの。座禅すること、涅槃寂静。

神を数える際の単位は「柱」。「座」は仏教の影響。もともと神は鎮座するものではない。
 
祭りと祈り
  • 祭り
    • 共同体が担うもの。集団の結びつきによるもの。
  • 祈り
    • 個人の心と行為の中に現れるもの。